聖菩提樹様

Sacred Bo tree from Anuradhapura historic Bo tree of Sri Lanka – the oldest living tree of the world
with a written history 2300 years. 

 当山は、スリランカ国のアヌラーダプラにある聖菩提樹様の分枝をいただいています。
 ブッダァ釈尊(仏陀)がお悟りを開かれた時、聖菩提樹様(Mahā Bodhi)は、木陰を作り、ブッダァ釈尊のお体をお守りくださいました。ブッダァ釈尊は感謝の心で礼拝し、また、阿羅漢様方含む仏弟子様方も礼拝されてきました(ブッダァ釈尊は、ご自身の御不在時に、お体の舎利、ご使用されていた物、ブッダァ釈尊を思い出す記憶と特に聖菩提樹様を礼拝することは、功徳と祝福の力があるとお認めになられました(Jā 479 Kāliṅgabodhi-jātaka)。
 紀元前3世紀(仏歴218年)、スリランカを訪れたマヒンダ阿羅漢の要請で、アショーカ王はサンガミッター比丘尼に印度ブッダガヤーの聖菩提樹様の南の枝を託されました。その聖菩提樹様は、スリランカ国最初の仏教首都とされるアヌラーダプラに現存し、世界最長の樹齢2566年(B.C.2018年現在)とされています。聖菩提樹様は、仏教国に分けられ、毎日尊敬の心で礼拝とお布施が行われています。又、人生の困難を乗り越える祝福の御力があると礼拝されています。
 慈しみ寺では、すべての神々、日本の人々とご先祖様含めてすべての生命の幸せの祝福のために、聖菩提樹様をお守りしています。当山の聖菩提樹様は、スリランカ国のアヌラーダプラの聖菩提樹様から分け育てられ、2013年パンニャ―ロ―カ バンテ―が広島にお連れし、2014年10月29日現在の地に植樹されました。ブッダァ釈尊のお悟りから生命を引き継いでいるお姿から、ブッダァ釈尊が現存した人物であり、お悟りが事実であると実感できます。当山では2017年聖菩提樹様礼拝棟を建立し、毎日朝昼晩の礼拝で、祝福御経と、悟りを開かれてからの最初の御言葉である十二縁起 (Paticcasamuppāda)を御唱えしています。

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